切手の小部屋 13
 イロイロな切手5

プラハ旅行した記念に、チェコ切手。

なので、すべてチェコ発行。<あたりまえ


1948年発行

児童福祉、寄付金付き切手。
左から
「裸足の子ども」
「母と子」
「少女」
非常に可愛い、絵本のようなデザイン。いかにも古げな紙質がますます味わい深いです。


1955年発行

プラハ国際音楽祭
左 「音楽と春」
右 「女性と竪琴」
パステルカラーが美しい切手です。ミューズらしい優しさ。


1958年発行

ブリュッセル万博記念
左上から
「宝石」
「人形」
「テキスタイル」
「カプラン水車」
「グラス」
単色で細かく描かれてます。下の段にヒソカに描かれているウサギだのフラスコだのが楽しいかも。


1961年発行

宇宙飛行士第一号 ユーリ・A・ガガーリン
ソ連の偉業はやっぱり讃えるのでありました。しかし、宇宙服のまま飛ぶとは、わかりやすいというか、そのまんまというか。青の方は黄色の差し色(?)があって、ちょっと凝ってたりして。


1969年発行

50周年記念シリーズ
上から「Brno音楽院」 「スロヴァキア国立劇場」 「Brno大学」
「コメンスキー大学(ブラチスラバ)」 「Znievギムナジウム(芸術高校)」
「スロヴァキアソヴィエト共和国(?)」
一番上のハープと一番下の紋章はふつーに綺麗なのですが…あとはどれも不気味に不思議なデザインです。独特なアート感覚?


1971年発行

ユニセフ25周年 民芸品
左上から
「木の人形と鳥」
「木彫ジャグハンドル」
「乗馬の人」
「子羊を運ぶ羊飼い」
「イースターエッグ」
「国民的英雄”Zbojnik”」

スラヴィックな民芸品らしいものばかりですね。イースターエッグがとてもイイ色合いです。


1974年発行

スロヴァキア民謡舞踊アンサンブル25周年 

可愛いような、よく見ると赤くて無表情でコワイような。
不思議な魅力のある絵。


1977年発行

プラハの紋章と民族衣装
左上から
「Mlada Boleslav」
「Vazek」
「Zavadka」
「Belkovice」

こちらは普通に可愛い民族衣装の女性たち。しかし、頭の花飾りがめちゃめちゃハデですねぇ。ほほぅ。


1977年発行

本の挿絵シリーズ
左上から 「糸紡ぎ (Viera Bombova作・画)」 「熊と虎 (Genadij Pavlisin作・画)」 「4頭立ての馬車 (Hans Christian Andersen作 Ulf Lovgren画)」 「熊とフラミンゴ (Lewis Carroll作 Nicole Claveloux画)」 「鍵を持った王様とおもちゃたち (Jiri Trnka作・画)

これまた不思議な独特の絵ばかり。「糸紡ぎ」なんてまるで棟方志功のような味わいじゃありませんか。(<またそんなイイ加減な) 右下の切手は、あの人形アニメーションで有名なイジートルンカの絵。


1978年発行

スロヴァキアの陶器
左上から
「音楽家 (Jan Koenyves作)」 「馬に乗るJanosik (Jozef Franko作)」 「民族衣装の女性(Michal Polasko作)」 「踊るJanosik (Ferdis Kostka作)」 「歌う3人の少女 (Ignac Bizmayer作)

陶器の人形たちですが…やっぱりスラヴィックな顔してますですね。
いちいち作者名が入っているということは、民芸品というよりアート作品なのでしょうか。


1985年発行

プラハ芸術工芸美術館
左上から
「ピッチャー(中近東4世紀)」
「ピッチャー(ヴェネチア16世紀)」
「ボヘミアゴブレット(1720年)」
「ボヘミア花瓶(18世紀)」
「ボヘミア花瓶(1900年)」

チェコといえばガラス。
ガラス製品の歴史がわかるシリーズですね。中近東の古いピッチャーが面白いなぁ〜。あとアールヌーボーもやっぱりステキですね。


1986年発行

ユニセフ40周年
左上から
「にわとり」
「馬と騎手」
「人形」
「人形」
「ブリキのバス」

これまた可愛いオモチャのシリーズ。チェコ切手はこういう素朴さを感じさせるようなデザインがうまいですね。