ラトビア、リトビア、ウクライナといった東欧諸国の、戦前の切手です。 不思議な魅力があります。
ドラゴン退治の図? これは伝説か、何かの象徴でしょうか。 ラトビアのロゴデザインも、色の使い方も何とも言えないです。
死神から人々を守るの図? 赤十字でしょうか。 しかし、切手に死神をデザインするなんて…。そういう時代ということでしょうか。 ちなみに、この切手、画像はトリミングして一枚になっていますが、本当はシートです。そして裏は紙幣。使われていない紙幣に印刷したんですね。これも「時代」なのですね。
ここにも死神らしき骸骨がデザインされています。一番左は、女神(?)が人々に施しをしているらしき図です。 青い切手の死神と戦っている人も女神なのでしょうか。 なにか心打たれるような、独特な雰囲気を感じます。
アールデコ調の美しいデザインですが…。これは何を表しているんでしょうか。左の黒い羽根の人物はやはり天使なのでしょうか?しかし、その足下にあるものは? 右の切手の騎士は盾に複十字が描かれています。リトアニアはこの騎士と複十字が象徴的デザインのようで、多くの切手に描かれています。(…と言っても、ちゃんと調べたわけではないのですが、持っている切手のほとんどが、騎士か複十字のデザインなので、きっとそうなのだろう、と。) それにしても、すごいデザイン…。