切手の小部屋 11
 イロイロな切手3  ルーマニアの器械体操切手  

 体操の切手ってかなりたくさん発行されているし、特に買う気もないのですが、このシリーズだけは別。 いやー、まー、なんですか…実は、ナディア・コマネチが大好きだったもんで…(^^;。 モントリオールオリンピックの10点続出は強烈でした。 で、その頃の体操界のイメージに一番ぴったりくるのがこのシリーズだったりするわけです。 (小さい頃、体操習っていたりしたんでアコガレちゃって。<今は逆立ちすらできナイ) でも、コマネチって人も長年大変な苦労をしたようで…ホントに可哀想です…。 日本じゃギャグネタにしかされてないしサ。 コマネチ好きだった、なんて言おうもんなら、100人中100人が、「あのポーズ」やってくれます。 ふ。


 
 ルーマニア発行   

 平均台。 ところで、これこれ、このユニフォーム!白に3本ラインがキレイで大好きでした。(このユニフォームデザインだから買った切手)  しかし、モントリオールでのコマネチの平均台は凄かった。 宙返りして台上に着地しても、微動だにしなくて、ほんと驚異! けど、ストラスブールの大会の時、その平均台から落ちたんだ、確か。 ストレス太りもヒドクて可哀想だったなぁ…。  

平均台と言えば、同じ頃、ソ連にナタリア・シャポシュニコワってカワイイ子がいて、平均台が得意でしたね。 「ナターシャの飛行機」っていう、片手倒立の技を持ってました。 あの子も好きだったなぁ…。


 
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 吊り輪。 男子にはあんまり興味がナイなので(<こら) 上の話の続きですが。 そのソ連のナターシャちゃんは、いつもどことなく憂いを含んだ表情をしていて、そこらへんがロリーな男性諸氏に大人気だったらしいです。 それが証拠に、前、吾妻ひでおのマンガを読んでいたら、作者らしいキャラが意味もなく片手倒立して 「ナターシャのひこーき」 とか言ってるコマがあって。 いかにも吾妻ひでお系の人が好きそうなタイプですもんねぇ(笑)


 
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 段違い平行棒。 綺麗なポーズですね。 平行棒ってのも、いまにも手がツルッと滑りそうで、見ててどきどきする種目です。 それにしても、このシリーズは色もデザインもイカシテる! ポスターにしたいくらい。


 
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 鞍馬。 男子の鞍馬はこの伸びた足が独特の雰囲気。 ちょっと別の生き物みたいに見えちゃう…。 ところで、ストリートダンスにブレイキンってゆージャンルがあるんですが、(ほら、よく床の上でくるくる回ってるアレね) ブレイキンの大技には体操から来ているものもあります。 「トーマス」って技などはその代表。(両手を床について、この絵のように足を伸ばしたままくるくる回す) 難易度高し。


 
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 床運動。  床は体操の華ですね。ご多分に漏れず私も大好きでした。しかし、モントリオールの時ウチの母は 「今回の五輪はガキばかりで全然キレイじゃない!」 と怒ってました。「やっぱり床はチャスラフスカよ!」 だそうです。 (当時チャスラフスカさんも、最近の体操界は技術ばかりで全然ダメだ、と怒ってらしたそうですけど)  ところで…黄色のユニフォームってのもありましたっけ? 黄色もカワイイけど、白の方がやっぱいいなぁ。


 
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 平行棒。 そういえば、今年はアテネ五輪でしたね。 日本男子は活躍しそうなんでしょうか? 昔は強かったけど、最近あんまり聞かないような…。

(追記:なんと団体優勝しました!「昔は強かった」とか言って、失礼しました。がんばりましたねぇ。びっくり。)